濁り酒
にごりざけ
名詞
標準
unrefined sake
文例 · 用例
〔林の中の柴小屋に〕林の中の柴小屋に、 醸し成りたる濁り酒、 一筒汲みて帰り来し、むかし誉れの神童は、 面青膨れて眼ひかり、 秋はかたむく山里を、どてら着て立つ風の中。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
ところが私は子供のとき母が乳がなくて濁り酒で育ててもらったためにひどいアルコール中毒なのであります。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
濁り酒、味噌桶に作るといふのはあんまり旧式だな。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
ハッハッハこの村の濁り酒はもう手に取るやうにわかってゐる、本当にか、さあ、本当ならいつでもやって来い。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
これはもうどうしても濁り酒でないと思ってゐましたら、」「ふんふん、なかなか君の観察は鋭い。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
前にはあの村はみんな濁り酒ばかり呑んでゐたのにこのごろ検挙が厳しくてだんだん密造が減るならば清酒の売れ高はいくらかづつ増さなければいけない。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
……蕎麦屋の出前持になるのもあり、現在私がその小父者などは、田舎の役場に小使いをして、濁り酒のかすに酔って、田圃の畝に寝たもんです。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
みんなで臓物を焼きながら濁白(濁り酒)をついだ白い酌器を廻しつつ歌い合っていた。
— 金史良 『親方コブセ』 青空文庫
作例 · 標準
冬には熱燗の濁り酒が体を温めてくれる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この店では、珍しい季節限定の濁り酒が楽しめる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼はにごり酒の独特の甘みが好きで、よく飲んでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
濁り酒(にごりざけ)とは、透明ではない白く濁った酒。
出典: 濁り酒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0