小論
しょうろん
名詞
標準
short article
文例 · 用例
謂はばその主観的な抒情詩の背後に、如何なる具合に客観的能力が働いてゐるかを示すことこそ、此の小論の主旨でもあるのだ。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
不十分に、さては断片的に、誌すことは出来るにしても、尠くもこの小論中に書くとしたら全くの無意味でさへある。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
小照太宰治 いつも自分のところへ遊びに來てゐる人が、自分の知らぬまに、自分を批評してゐるやうな小論文を書いてゐるのを、偶然に雜誌あるひは新聞で見つけた時には、實に、案外な氣がするものである。
— 太宰治 『小照』 青空文庫
彼はその生前には、ただ、ニコラス・ド・フリエに就いての小論文を發表したにすぎない。
— 「そしてこの稀有で、偉大で、しかも果敢ないもの、一個の詩人」 『モオリス・ド・ゲラン』 青空文庫
」 お世辞の失敗を取りかえそうとして、山名先生のモオツアルト礼讃の或る小論文を思い出し、おそるおそるひとりごとみたいに呟いて先生におもねる。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
そうした片々たる小論で、言語の定義から説明して行くような行き方は、始めから不可能でもあり、かつ論文として退屈である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
」「ダンディスム小論。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
多少ノ悲痛ト、決断、カノ小論ノ行間ヲ洗イ流レテ清潔ニ存ジマシタ。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の書いた小論が、雑誌に掲載された。
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学術誌に投稿するため、私は新しいテーマで小論を執筆した。
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この本には、様々なテーマの小論が収められている。
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標準
(one's own) article or essay
作例 · 標準
今度の学会で、私の小論を発表する機会を得た。
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卒業論文の準備として、いくつかの小論をまとめた。
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彼の小論は、常に読者に深い考察を促すものだった。
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