先帝
せんてい
名詞
標準
the late emperor
文例 · 用例
敬曰く、先帝|若し敬が言に依りたまわば、殿下|豈此に至るを得たまわんやと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
将軍は後に幼帝を廃して、さらに景帝を擁立し、それを先帝の陵に奉告しようとして、門を出て車に乗ると、俄かに大風が吹いて来て、その車をゆり動かしたので、車はあやうく傾きかかった。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
非常にお美しい方でございます」 もしそんなことがあったらと大御心が動いて、先帝の后の宮へ姫宮の御入内のことを懇切にお申し入れになった。
— 桐壺 『源氏物語』 青空文庫
こうしておいでになって、母宮のことばかりを思っておいでになるよりは、宮中の御生活にお帰りになったら若いお心の慰みにもなろうと、お付きの女房やお世話係の者が言い、兄君の兵部卿親王もその説に御賛成になって、それで先帝の第四の内親王は当帝の女御におなりになった。
— 桐壺 『源氏物語』 青空文庫
三月十三日の雷雨の烈しかった夜、帝の御夢に先帝が清涼殿の階段の所へお立ちになって、非常に御機嫌の悪い顔つきでおにらみになったので、帝がかしこまっておいでになると、先帝からはいろいろの仰せがあった。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
真宗|嗣ぎ立て即位式に先導せしむると鳴吠徘徊して意忍びざるがごとし、先帝の葬式に従えと諭せば悦んで尾を揺るがし故のごとく飲食す。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
後先帝を慕うの余り死んだので、詔して敝蓋を以てその陵側に葬ったとあり。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
雨月 では、先帝のみささぎに参拝して、それからおたずね申しまする。
— 岡本綺堂 『平家蟹』 青空文庫
作例 · 標準
新天皇はしばしば先帝の政策を consult された。
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歴史記録には、先帝の知恵について記されていた。
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追悼式は、先帝の記憶を称えた。
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