幻辞.com

前帝

ぜんてい
名詞
1
標準
preceding emperor
文例 · 用例
前帝王が路傍に私という無礼者の奇襲を受けていらいらする場面――老いたるウィルヘルムはいま心しずかに薔薇をつくっている。
虹を渡る日 踊る地平線 青空文庫
しかもその顔は私の思い做しか知らないが、最前帝国ホテルの前で私に「馬鹿野郎」を浴びせた獰猛な人相の男に違いないようで、その軍艦の舳のようにニューと突き出ている顎が背後から見てもよくわかる。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
華族会館の渡辺、以前帝国ホテルにいた吉田、外務省の宇野、英国公使館の籠谷、精養軒の外山、大隈家の伊藤、露国公使館の秋山、昆布スープを拵らえた加藤なんぞという諸氏は各々得意の伎倆を持っていて、その外にまだ名の知れない人でも熱心家が沢山あります。
秋の巻 食道楽 青空文庫
露国革命前帝室歌劇部の伶人、この日より十五日間帝国劇塲にてオペラを演奏する由聞きゐたれば、久米君にたのみて切符を購ひ置きたり。
断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未 断腸亭日乗 青空文庫
森槐南先生が病歿するに際し、文部省が博士の称号を贈つたのは、詩人としてではなく、生前帝国大学に於いて杜甫の詩を講じた事があつたからである。
永井荷風 来訪者 青空文庫
これというのも、前帝の寵妃だった王美人の生んだ協皇子を愛するのあまり、何后、何進らの一族から睨まれた結果と――ぜひなき運命の輦のうちに涙にくれながら都離れた地方へ送られて行った。
桃園の巻 三国志 青空文庫
まぎれなく、持明院統の前帝も、皇統のおひと方なるに」「だまんなさい」 正成は初めて高い姿勢でものをいった。
筑紫帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
前帝の時代は、文化が花開いた平和な時代だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
歴史書には、前帝の偉大な功績が記されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新しい皇帝は、前帝の政策を引き継いで国を治めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash