木版
もくはん
名詞
標準
woodblock (engraved block of wood used to make prints)
文例 · 用例
『古言清濁考』は木版の三冊の書物になっておりますから、これはちょいちょい見ることが出来ます。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
この人間の「本家」がまき歩くビラの「ホンケ」は、鼻紙を八つ切りにしたのに粗末な木版で赤く印刷したものであったが、その木版の絵がやはり蝙蝠傘をさして尻端折った薬売りの「ホンケ」の姿を写したものであった。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
ずいぶん俗悪な木版刷りではあったが、しかし現代の子供の絵本のあくどい色刷りなどに比較して考えるとむしろ一種稚拙にひなびた風趣のあるものであったようにも思われる。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
またそのころのやさ男が粉をふりかけた鬘のしっぽをリボンで結んで、細身のステッキを小脇にかかえ込んで胸をそらして澄ましている木版絵などもある。
— 寺田寅彦 『ステッキ』 青空文庫
煙草はたしか「極上国分」と赤字を粗末な木版で刷った紙袋入りの刻煙草であったが、勿論国分で刻んだのではなくて近所の煙草屋できざんだものである。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
私の幼時に愛した木版の東海道五十三次道中|双六では、ここが振りだしになっていて、幾人ものやっこのそれぞれ長い槍を持ってこの橋のうえを歩いている画が、のどかにかかれてあった。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
今も申します通り、その聖書は、ちょっと見たところ、古い木版みたいな字の恰好ですからね。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
西洋にも同じような職業があったと見えて、古い木版画でその例を見た事がある。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
作例 · 標準
浮世絵は、職人が彫った木版から印刷されます。
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この版画は、一枚の大きな木版から刷られたものです。
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伝統工芸品として、精巧に彫られた木版が展示されていました。
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標準
woodblock printing
作例 · 標準
木版による印刷は、独特の風合いを生み出します。
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このポスターは、鮮やかな色彩が特徴の木版で制作されました。
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学校の授業で、初めて木版に挑戦しました。
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ウィキペディア
木版(もくはん)とは、版木/板木(はんぎ)とも呼ばれ、印刷のために文字や絵画などを反対向きに刻した板。木版印刷や木版画制作に用いられる。
出典: 木版 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0