大寒
だいかん
名詞
標準
(time of) extreme cold
文例 · 用例
あれは私が弘前の高等学校にはいって、その翌年の二月のはじめ頃だったのではなかったかしら、とにかく冬の、しかも大寒の頃の筈である。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
どうしても大寒の頃でなければならぬわけがあるのだが、しかし、そのわけは、あとで言う事にして、何の宴会であったか、四五十人の宴会が弘前の或る料亭でひらかれ、私が文字どおりその末席に寒さにふるえながら坐っていた事から、この話をはじめたほうがよさそうである。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
頃しも季節は大寒である。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
大寒の雀の肉には、こってりと油が乗っていて最もおいしいのである。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
寒雀と言って、この大寒の雀は、津軽の童児の人気者で、罠やら何やらさまざまの仕掛けをしてこの人気者をひっとらえては、塩焼きにして骨ごとたべるのである。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
處で――父の……危篤……生涯一大事の電報で、其の年一月、節いまだ大寒に、故郷へ駈戻つた折は、汽車で夜をあかして、敦賀から、俥だつたが、武生までで日が暮れた。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
是非一つ思う存分に作らせて下さい」 と云うので間もなく、昭和九年春の大寒中、古賀氏住宅附近の空屋に泊り込み、寝食を忘れて製作に熱中し出した。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
『淮南子』に、越人蛇を養い胆を取りて上貢としたと載せ、『五雑俎』に、〈めば、拷椋百数といえどもついに死せず、ただし性大寒にして能く陽道を萎せしめ人をして子なからしむ〉。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
今日は一年で最も寒い日、大寒です。
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大寒の頃は、外部での作業は難しい。
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「わぁ、本当に寒いね!大寒だもん!」
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標準
"major cold" solar term (approx. January 20, roughly the coldest time of the year)
作例 · 標準
日本の二十四節気の中で、大寒は一番遅く来る時期です。
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大寒の頃は、積雪が強い。
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「ああ、農村では、大寒の次から春の準備が始まるよね。」
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