手前
てめえ異読 テメー・てめぇ
代名詞頻度ランク #5310 · 青空 6887 例
標準
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文例 · 用例
車が芝南寺の少し手前まで来ると、助手台に乗つてゐた谷丹三の親友が、急に停車を命じた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
私は、多くの思想家たちが、信仰や宗教を説いても、その一歩手前の現世のヴァニティに莫迦正直に触れていないことを不思議がっているだけである。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
枡と枡との境の板よりもウンと受け板が手前に出してさへあれば零しはしまいといふ校長の意見通りにその受け板は取附けられた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
けれども(義理の)祖母の手前何時も母は「それだけはお止しなさい」と言つて今迄止めて来てゐるわけだ。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
『間拔奴、見損やがつたか、汝、記憶えとけ、深川の芳兄いてで鳴らしたもんだい、手前達の樣な、女たらしに、一文たりとも貰ふ覺えはないぞ、ヘツ、どうだい、その面は、いやにキヨロツキやがつて、憚乍ら口惜しけりや腕ツコキで來い、白痴ツ』『女たらし』の一言に力を罩めて憤怒の焔燃ゆるが如し、果然彼には一物あり。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
おれは、あの爺さんの庭先の手前の一本榎のところまで、この柴を脊負つて行くから、あとはお前が運んでくれよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
木の葉一枚動かない沈鬱なる空の下に、案じたほどのこともなく向う岸へ渡り、崖の上へ立って振り返ってみると、白衣の道者の一連が来て、大沢の手前でうずくまり、先達がお祈りを上げている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
手前の方から喧嘩を吹っかけたんじゃねえか」 私は、実は歩くのが堪えられない苦しみであった。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
作例 · 標準
「おい、手前、何やってんだ!」と彼は怒鳴った。
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そんなこと、手前に言われる筋合いはない。
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手前には関係ないことだ、口を出すな。
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標準
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作例 · 標準
手前が責任を持って、この仕事を完遂します。
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「手前には、どうしても叶えたい夢があるんだ。」と彼は語った。
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この件については、手前が全て引き受けよう。
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