位勲
いくん
名詞
標準
rank and order of merit
文例 · 用例
下座語の懐へ、どろんと消え、ひょいと出る、早替の達人と、浮世床にて風説の高き、正三位勲何等、大木戸伯爵と申すはこれなり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
これは蓋し一門の大統領、従五位勲三等河野英臣の発議に因て、景色の見物をかねて、久能山の頂で日蝕の観測をしようとする催で。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
否、死んでも銅像や記念碑、爵位勲等、生花、放鳥又は坊主の頭数、会葬者の人数、死亡広告の大きさやお墓の高さなぞに取り付いて行こうとするのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
マルコポロ紀行に元|世祖将官に位勲の牌を賜い佩用せしむるに、金また銀を鍍した牌に獅の頭を鐫り付けたとあるが、ユールの註に拠るとマルコの書諸所に虎を獅と訛称しあるそうだ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
高橋健三は官報局の局長室に坐している時でも従五位勲何等の局長閣下でなくて一個の処士|自恃庵主人であった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
正三位勲二等などと大きな墓表を建てたッて土の下三尺下りゃ何のききめもあるものでない。
— 正岡子規 『墓』 青空文庫
正三位勲二等などゝ大きな墓表を建てたツて土の下三尺下りや何のきゝめもあるものでない。
— 正岡子規 『墓』 青空文庫
そして終りに××県知事|従五位勲四等△△△△と、その下に大きな四角な印を押してありました。
— 加能作次郎 『少年と海』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4