危ぶむ
あやぶむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
標準
to fear
文例 · 用例
いつのわれにはかわらじを、何とてさはあやまるや、世にただ一人なつかしき姉上までわが顔を見るごとに、気を確に、心を鎮めよ、と涙ながらいわるるにぞ、さてはいかにしてか、心の狂いしにはあらずやとわれとわが身を危ぶむようそのたびになりまさりて、果はまことにものくるわしくもなりもてゆくなる。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
家来達はギェーッと今更ながら驚き危ぶむ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
いつのわれにはかはらじを、何とてさはあやまるや、世にただ一人なつかしき姉上までわが顔を見るごとに、気を確に、心を鎮めよ、と涙ながらいはるるにぞ、さてはいかにしてか、心の狂ひしにはあらずやとわれとわが身を危ぶむやうそのたびになりまさりて、果はまことにものくるはしくもなりもてゆくなる。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
然らずんば吾人民友子に対する誤解の生ぜんことを危ぶむなり。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
おゝ、あはれ、小やかに慎ましい寐姿は、藻脱の殻か、山に夢がさまよふなら、衝戻す鐘も聞えよ、と念じ危ぶむ程こそありけれ。
— 泉鏡花 『処方秘箋』 青空文庫
こんなわけで、文字春は津の国屋の運命を危ぶむばかりでなく、自分の身の上までが不安でならなかった。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
「そんでもよきは絲切つちまつたんだもの」 おつぎは危ぶむやうにして控へ目に聲を立てゝいつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「消えん空なき」と尼君の歌った晩春の山の夕べに見た面影が思い出されて恋しいとともに、引き取って幻滅を感じるのではないかと危ぶむ心も源氏にはあった。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日危ぶむについて考えている。
危ぶむという言葉は日本語で重要だ。
彼は危ぶむの意味を理解している。
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