羊腸
ようちょう
形容詞-たる副詞-と
標準
winding
文例 · 用例
然るに、観聞志と云へる書には、斉川以西有羊腸、維石厳々、嚼足、毀蹄、一高坂也、是以馬憂、人痛嶮艱、王勃所謂、関山難踰者、方是乎可信依、土人称破鐙坂、破鐙坂東有一堂、中置二女影、身着戎衣服、頭戴烏帽子、右方執弓矢、左方撫刀剣とありとか。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
しかるに、観聞志と云える書には、――斎川以西有羊腸、維石厳々、嚼足、毀蹄、一高坂也、是以馬憂、人痛嶮艱、王勃所謂、関山難踰者、方是乎可信依、土人称破鐙坂、破鐙坂東有一堂、中置二女影、身着戎衣服、頭戴烏帽子、右方執弓矢、左方撫刀剣――とありとか。
— 泉鏡花 『一景話題』 青空文庫
坦々砥の如き何|間幅の大通路を行く時も二葉亭は木の根|岩角の凸凹した羊腸折や、刃を仰向けたような山の背を縦走する危険を聯想せずにはいられなかった。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
かれ等が高原の草原から羊腸とした坂路にかゝる時には、それでも雨は晴れて、白い或は灰色の雲が渦まくやうに峯から峯へと湧き上つてゐた。
— 田山花袋 『歸國』 青空文庫
羊腸ありともしらで人のせに負れて秋の山ふみをしつ これも頭重脚軽なり。
— 正岡子規 『曙覧の歌』 青空文庫
これをわたりて、山路羊腸たる間を行く。
— 田山花袋 『日光山の奧』 青空文庫
暫く鬼怒川に沿ひて行き、更に崎嶇羊腸たる山間を穿ち、將に阪又阪なる一嶺に上らんとする時、前山に聳えたる山松の上より、旭日の瞳々として昇れるを見る。
— 田山花袋 『日光山の奧』 青空文庫
丁度三日目の朝のこと、僕たちは山荘を一緒に出て、羊腸の小径を湖岸へ抜け、そこで右へ行き、小瀬川を少し川上へ歩いたところで釣を始めました。
— 海野十三 『密林荘事件』 青空文庫
作例 · 標準
山道を車で進むと、羊腸たる道がどこまでも続いていた。
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この地域は羊腸の小道が多く、地図なしでは迷ってしまうだろう。
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彼の人生は羊腸たる道のりのようだったが、最後には成功を収めた。
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標準
sheep intestines
作例 · 標準
ソーセージの天然ケーシングには、羊腸が使われることが多い。
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解剖学の授業で、先生が羊腸の標本を見せてくれた。
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料理人が丁寧に羊腸を処理し、美味しい腸詰めを作った。
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