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屈曲

くっきょく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞名詞-の形容詞
1
標準
crookedness
文例 · 用例
ここの落葉松は、小御岳では風雪と引っ組んで、屈曲|匍匐しているに似ず、亭々として高く、すらりと延び上っている自然のままの、気高さに打たれる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
福島からは略ぼ直流して来た川も、佐太と粟代とで、二回の屈曲をする、その間の高瀬では、川浪が白馬の鬣を振ひながら、船の中へ闖入して来た。
小島烏水 天竜川 青空文庫
僅な松明の灯に照し出される岩肌は、穴の屈曲に従って 拗けた瘤をつけ 波打つ襞を重ねる。
岡本かの子 富士 青空文庫
それから五つの煙の塊が空中に描く屈曲した線が色々の星座のような形をして、またそれが垂直に近くなったり、水平に近く出たり、あるいは色々な角度に傾斜するのも面白かった。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
桃色|珊瑚ででも彫刻したようで、しかもそれよりももっと潤沢と生気のある多肉性の花弁、その中に王冠の形をした環状の台座のようなものがあり、周囲には純白で波形に屈曲した雄蕊が乱立している。
寺田寅彦 高原 青空文庫
中川は四十九曲りといわれるほど蜿蜒屈曲して流れる川で、西袋は丁度西の方、即ち江戸の方面へ屈曲し込んで、それからまた東の方へ転じながら南へ行くところで、西へ入って袋の如くになっているから西袋という称も生じたのであろう。
幸田露伴 蘆声 青空文庫
等高線の屈曲配布にはおのずからな方則があっていいかげんなものと正直に実測によったものとは自然に見分けができるのである。
寺田寅彦 地図をながめて 青空文庫
このように楽器の部分としての手首、あるいはむしろ手首の屈曲を支配する筋肉は、少しも強直しない、全く弛緩した状態になっていて、しかもいかなる微細の力の変化に対しても弾性的に反応するのでなければならないのである。
寺田寅彦 「手首」の問題 青空文庫
作例 · 標準
山道は急な屈曲が続くため、運転には注意が必要だ。
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事故で曲がった骨が、まだ完全に屈曲している。
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彼の人生は予期せぬ屈曲が多く、波乱万丈だった。
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