誣罔
ふもう
名詞
標準
slander
文例 · 用例
福沢先生その誣罔を弁じ、大いに論者の蒙を啓かんとて、教育論一篇を立案せられ、中上川先生これを筆記して、『時事新報』の社説に載録せられたるが、今これを重刊して一小冊子となし、学者の便覧に供すという。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
今ノ人諡号墓銘等ニ於テ諛媚誣罔、毫モ其ノ人ニ倫セザルノ標目ヲ以テスル者徃々少ナカラズ。
— ※上漁史 『青塚ノ説』 青空文庫
物足りなく思ふもう一つは主人公の氣持が純眞ではあるが、その力み方に少し誇張したところが感じられることである。
— 梶井基次郎 『『新潮』十月新人號小説評』 青空文庫
その頃なめくぢは学校も出たし人がよくて親切だといふもう林中の評判だった。
— 宮沢賢治 『洞熊学校を卒業した三人』 青空文庫
そして二人の魂は、不識に温和に愛し合ふもう長年の習慣だ。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
……・うらゝかにしてすがれた花にとまるてふちよも 母子で藷掘る暮れ早い百舌鳥の啼く・うらゝかなれば一羽鴉のきてなけば 日あたり水仙もう芽ぶいたか・ことしもこゝに落葉しておなじ蓑虫 白船君に あなたを待つてゐる火のよう燃える 十一月廿四日 けふもうらゝかな日。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
歌集巻頭三首目の、かきよせて 拾ふもうれし。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
さしもの女中の恋もさめて、傍に置給ふもうるさく、やがて捨てられたりとかや。
— 相馬御風 『実物と模型』 青空文庫
作例 · 標準
彼は政敵による事実無根の誣罔に苦しめられ、その潔白を証明するために戦った。
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歴史書には、勝者が敗者を貶めるために記した誣罔が含まれていることがある。
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ネット上の匿名性を利用して、他人を誣罔する行為は断じて許されない。
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