印可
いんか
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
dharma transmission (formal confirmation of a student's awakening by his master)
文例 · 用例
陽明学は「所得の真」であることを尚ぶ、それなので禅家の印可証明のように承伝を重んじる。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
クララが十六歳の夏であった、フランシスが十二人の伴侶と羅馬に行って、イノセント三世から、基督を模範にして生活する事と、寺院で説教する事との印可を受けて帰ったのは。
— 有島武郎 『クララの出家』 青空文庫
兵法はたしか甲州流、小幡勘兵衛景憲殿の、印可を受けておられる筈。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
私の父はさほど漢学を深くも修めていなかったが祖父なるものは徂徠派の学を究め、旁ら甲州派の軍学も印可を受るまでになっていた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
名に負う鏡弓之進は、高遠の城主三万三千石内藤|駿河守の家老の一人、弓は雪河流の印可であるが、小中黒の矢をガッチリとつがえキリキリキリと引き絞ったとたん、「待った待った射っちゃいけねえ!
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
最後に現われた三人の射手は、印可を受けた高弟で、綿貫紋兵衛、馬谷庄二、そうして石渡三蔵であったが的も金的できわめて小さい。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
」「恐れ入ってござります」「中てようと思えば中る矢だ」「申すまでもございません」「どうだ、印可は確かであろうな」「いやもう印可は抜いております」「三蔵とはどっちが上手だ?
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
で、もちろん封じ手で、印可以上に尊ばれ、人を見て許すことになっていた。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
作例 · 標準
禅宗では、師匠が弟子に悟りを開いたことを認める印可を与える儀式があります。
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彼は長年の修行の末、ついに住職から印可を授かった。
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「この巻物に書かれているのは、偉大な禅師の印可の言葉だ。」
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標準
(issuing a) certificate of proficiency (in flower arrangement, etc.)
作例 · 標準
華道の師範として、多くの生徒に印可(免状)を発行しました。
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茶道の最終試験に合格し、師範免状(印可)を受け取ることができた。
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「この書道展で優秀な成績を収めれば、印可(認定証)がもらえるかもしれない。」
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