免許皆伝
めんきょかいでん
名詞
標準
possessing full mastery of an art (e.g. Judo)
文例 · 用例
果して一丁程馬車が動くと赫子が口を歪め、私には顔の側方を向け、而も一番私に云う強い語気で「ふん、あれでも神伝流の免許皆伝か。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
人間としては免許皆伝じゃ」 平馬は眼をパチパチさせて恩師の上機嫌な顔を見守った。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
「……これが免許皆伝か……」 とつぶやきながら平馬は、黒い森に包まれた舞鶴城を仰いだ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
そうしてこの程度まで鼻の表現を研究し得れば、最早所謂、機略縦横、神出鬼没の行き止まりとして世間から一種の敬意を払われるので、しかもこれを世渡りの秘訣、処生法の免許皆伝と心得ている人が又|頗る多いように見受けられるのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
十九の年に、免許皆伝を許されると、彼はただちに報復の旅に上ったのである。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
ああしてぺこぺこ詫びてはいるが、あの眼の配り、腰の構えは、先ず免許皆伝も奥義以上の腕前かな。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
ああしてぺこぺこ詑びてはいるが、あの眼の配り、腰の構えは、先ず免許皆伝も奥義以上の腕前かな。
— 第一話 旗本退屈男 『旗本退屈男』 青空文庫
「わははは、剣道修業の者ならば、先ず免許皆伝以上の心眼じゃ。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の修行の末、ついに師匠から免許皆伝を言い渡された。
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柔道の師範は、弟子に免許皆伝の証として巻物を授けた。
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この伝統工芸の技術は、免許皆伝を受けた者だけが継承を許される。
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