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孟冬

もうとう
名詞
1
標準
beginning of winter
文例 · 用例
また月令季秋雀大水に入って蛤となり孟冬雉大水に入って蜃となる、この蜃は蛤の大きなものだ、欧州中古|石に化すと言うごとく蛤類の肉が鳥形にやや似居るから生じた迷説だが、邦俗専ら蜃をこの第二義に解し蛤が夢を見るような画を蜃気楼すなわち竜宮と見るが普通だ。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
昔の根岸はもうとうに亡くなってしまっている。
寺田寅彦 子規自筆の根岸地図 青空文庫
「乙姫さまは、あなたの事なんか、もうとうにご存じですよ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
そしてみんなはねむり、若いお父さんとお母さんもうとうとしました。
宮澤賢治 氷と後光 青空文庫
もうとうとしてるようであった。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
お増はもうとうに皸を切らしているでしょう。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
その母はもうとうに呼吸が絶えており、そうして自分のからだには繩がかかっているのである。
寺田寅彦 空想日録 青空文庫
この梧桐は画面の外にあるか、それとももうとうの昔になくなっているかもしれない。
寺田寅彦 庭の追憶 青空文庫
作例 · 標準
孟冬の冷え込みが厳しくなり、朝の霜が目立つようになってきた。
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孟冬の澄んだ空気の中、遠くの山々が白く染まっているのがはっきりと見える。
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木々が葉を落とし始める孟冬は、どこか寂しげで趣のある風情がある。
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2
標準
tenth month of the lunar calendar
作例 · 標準
旧暦十月の孟冬を迎え、農村では厳しい冬に向けた準備に追われている。
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孟冬の夜、囲炉裏を囲んで静かに過ぎ行く季節の移ろいを惜しんだ。
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古い日記には、孟冬の冷たい雨が一日中しとしとと降り続いたと記されていた。
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