毛頭
もうとう
副詞頻度ランク #24257 · 青空 531 例
標準
(not) in the least
文例 · 用例
いったい自分は法科などへはいってこんな俗吏になろうと云うような考えは毛頭なかった。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
御新造は驚きたるやうの惘れ顏して、夫れはまあ何の事やら、成ほどお前が伯父さんの病氣、つゞいて借金の話しも聞ましたが、今が今私しの宅から立換へようとは言はなかつた筈、それはお前が何ぞの聞違へ、私は毛頭も覺えの無き事と、これが此人の十八|番とはてもさても情なし。
— 一葉女史 『大つごもり』 青空文庫
しかし千人針にはそんな害毒を流す恐れは毛頭なさそうである。
— 寺田寅彦 『千人針』 青空文庫
在来のいわゆる穏健な異端でない画に対して吾人が不合理を感じないのは、そこに不合理がないという証拠では毛頭ない。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
先生をおもちゃにする気は毛頭ありません。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
もう、家に火をつけて全る焼けにするとおどかされたって、議員などになる意志は毛頭なかった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
しかし私はこのようなわずかの材料から語原説などを提出する意は毛頭ない。
— 寺田寅彦 『火山の名について』 青空文庫
五十五万石の大目付、丸潰れと来たなあ」「それでももしや、お熊の縁談から起った意趣、遺恨じゃないかと思うて、襟半の方へ探りを入れてみると、花婿の半三郎も、今は隠居しとる父親の半左衛門夫婦も、神信心の律義者という評判に間違いないらしい」「それは毛頭間違いない。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
彼の意見を全否定するつもりは毛頭ないが、現実的ではないと感じる。
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「そんな無責任なことをする気は毛頭ありません、どうか信じてください」
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自分が特別な人間だという自覚は毛頭なく、ただ必死に生きてきただけだ。
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