孟春
もうしゅん
名詞
標準
beginning of spring
文例 · 用例
学習の二字が鳥のことに用いられた例は『礼記』に見えて、『礼記(月令)』季夏之月の条文に、「鷹即ち学習する」とあり、また人のことに学習の二字が用いられた例は、同じ『礼記(月令)』孟春の条文に、「この月や楽正(音楽を司る役人の長)に命じ、入って舞を学習させる」と見える。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
『礼記』に春を東郊に迎うるに青馬七疋を用いるの、孟春の月天子蒼竜(青い馬)に乗るなどとあり。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
日はうららにもうららかな孟春四月の真昼どきでした。
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
3 孟春四月の半ばをすぎた城下の夜半は、しんとぬばたまのやみに眠って、まこと家の棟も三寸下がらんばかりな、底気味のわるい静けさでした。
— 血染めの手形 『右門捕物帖』 青空文庫
署して「文政癸未孟春廿二日伊沢信恬識」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
禮部の詳議した結果は、明の何孟春の『餘冬序録摘抄』一(『紀録彙編』卷百四十八)に、次の如く記載してある。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
明の何孟春は奢何不與之而倶亡(『史記評林』石奢傳)と評し、明の邵寶は「竊負而逃。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
また明和七寅歳孟春日、御僕小法師忌部川田某署名の無題文書にも、彼らの氏神を勢州渡会郡安部川原に川原神社と祠るともある。
— 喜田貞吉 『エタ源流考』 青空文庫
作例 · 標準
孟春の候、桜の開花が待たれる季節となりました。
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まだ孟春だというのに、日中は汗ばむほどの陽気だ。
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孟春の訪れとともに、山には新緑が芽吹き始めた。
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標準
first month of the lunar calendar
作例 · 標準
旧暦の孟春は、新しい年が始まる月である。
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孟春の詩歌には、新年を寿ぐ気持ちが込められている。
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昔の日本では、孟春に農作業の準備を始めた。
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