永らえる
ながらえる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to have a long life
文例 · 用例
物事で古を師としないで、よく世を永らえるものは、説の聞くところではありません。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
もしまだこの上永らえるようなことでもございましたら、北四川路のジャウデン・マジソン会社の小使、陳に王の御名でお訊ね下さいませ。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
」 あながちナポレオンのことでなくとも、まもなく千鶴子とも別れねばならぬとすれば、想いを殺してこのままに別れるのも、あるいは今のこの歓びをともに生き永らえる生活の美しさとなるのかもしれぬと、矢代はまたそのように思い直し、ひと時の旅路をふり返る余裕も出来て来るのだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
――実のところ、私もそんなに長く生き永らえる自信は持ち合わせてないのであった。
— 豊島与志雄 『現代小説展望』 青空文庫
美食せずとも、生き永らえるだけの食物をなるべく簡単に食えればタクサンだという天性のナマケ者であるから、米を炊くと、オカズが必要である。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
まして三代相恩の高力左近太夫様、今必死の大難に遭われるのを、臣たる者が、素知らぬ顔で居られようか」「…………」「安穏に生き永らえるより、忠節に死ぬのが武士の本望だ。
— 十手の道 『銭形平次捕物控』 青空文庫
文化的・政治的・経済的・変革とは一応独立に、技術はそのまま生き永らえるかのように考えられる。
— 戸坂潤 『技術の哲学』 青空文庫
之は上昇期に於ける資本主義の一般的な特徴をなすもので、この根本精神は資本主義と共に生き永らえるものではあるが、元来半封建的な官僚の支配を条件として発達して来た日本の社会では、この自由主義も決して充分には発揚されなかった。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は90歳を超えてもなお、元気に永らえている。
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現代の医学の進歩により、多くの人が長生きできるようになった。
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彼は、この美しい自然の中で永らえたいと願っている。
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