生き延びる
いきのびる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #22016 · 青空 165 例
標準
to survive
文例 · 用例
「切符切り」でパチンとやるというような、児戯に類した空想も、思い切って行為に移さない限り、われわれのアンニュイのなかに、外観上の年齢を遙かにながく生き延びる。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
然し有になづんで云へば、多病な身体が又一年|生き延びるにつれて、自分の為すべき事はそれ丈量に於て増すのみならず、質に於ても幾分か改良されないとも限らない。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
養母は秋成が四つの歳に疱瘡を病み、その時死ぬべき筈の命を歌島稲荷に祈つて、彼が六十八歳まで生き延びる時を期して自分の命を召します代りに、幼い命を救はれよと祈つたのであつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
もしそれをさせるなら俺は右の手にも左にもちび筆を引握つて、この物恋ふこころ、説き伏せ度い願ひを吐きに吐きつつ、しかも、未来|永劫癒されぬ人の姿のままで、生き延びるつもりだ。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
こんなひどい仕打ちをされて、世間のもの笑いになってなお生き延びるなんて事はとても出来ません。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
かりそめにも一夜の恩人たちを訴えるわけにもいかず、いや疑う事さえ不埒な事だ、さりとてこのまま生き延びる工夫もつかず、女房、何も言わずに、わしと一緒に死のうじゃないか。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
それまで、豊臣恩顧の大名の死ぬのを待っていたなど云うが、しかし家康だって神様じゃないし、自分が七十三迄生き延びる事に確信はなかっただろうと思う。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
家も人も滅ぶべく死すべき時到らば、潔く振舞うこそよけれ、何条汚く生き延びることを計らんやと。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
作例 · 標準
壊滅的な災害の後、困難な状況下でも、地域住民は互いに助け合いながら生き延びた。
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砂漠の過酷な環境で、トカゲはわずかな水分を求めて、日々生き延びる術を探していた。
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激しい市場競争の中で、そのスタートアップは革新的なサービスで消費者の支持を得て、なんとか生き延びた。
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病魔に侵されながらも、彼は家族の励ましを支えに、闘病生活を生き延びた。
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