幻辞.com

克己心

こっきしん
名詞
1
標準
spirit of self-denial
文例 · 用例
そのため彼等はやがて高等文官試験に合格した日、下宿の娘の誘惑に陥らないような克己心を養うことに、不断の努力をはらっていた。
織田作之助 青空文庫
そんな区別は解らなかつたが、彼の胸は、常人の口にしない食物を悦んで味ふ食道楽者を真似て、口に入れた食物を見得で鵜呑みにした時と同じ擽つたい克己心に満ちてゐた。
牧野信一 「悪」の同意語 青空文庫
飲酒の習慣を退ける努力も彼にとつては、厄介な克己心が必要だつた。
牧野信一 昔の歌留多 青空文庫
私がいささかでもこの気魄と克己心を持っておりますのは、母から受けついだ血であり、母の励ましのお陰であろうと思っております。
――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 画筆に生きる五十年 青空文庫
しかし、自分が警察にかけこむ事だけは非常な克己心をもつて我慢した。
浜尾四郎 殺人鬼 青空文庫
私はあえて克己心という。
浜尾四郎 殺人鬼 青空文庫
一度|退きかけた敬太郎の好奇心はこの答でまた打ち返して来そうにしたが、善くないという克己心にすぐ抑えられた。
夏目漱石 彼岸過迄 青空文庫
そこに父の平生抑えていて弛めぬ克己心の発露がある。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
作例 · 標準
The code of conduct emphasized 克己復礼 in all social interactions.
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
Mastering 克己復礼 is seen as a mark of maturity and respect.
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
In formal ceremonies, participants are expected to practice 克己復礼.
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite