一士
いっし
名詞
標準
private first class (JGSDF)
文例 · 用例
笠寺の湯浅甚助|直宗と云う拾四歳の若武者は軍の声を聞いて、じっとして居れずに信長の乗かえの馬を暫時失敬して馳せ来り敵の一士を倒して首を得たので、大喜びして信長に見せた処が、みだりに部署を離れたとて叱責された。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
義元が文事を愛した話の一つに、ある戦に一士を斥候に出した処が、間もなくその士が首を一つ獲て帰った。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
爾時僅に數尺を剩したる烈火の壁面と女房との間に、馬を躍らして騎り入りたる一士官あり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
アンドリウ・スミス男喜望峰で見たは、一士官しばしばある狗頭猴を悩ます、ある日曜日その士盛装して来るを見、土穴に水を注ぎ泥となし、俄に投げ掛けてその服を汚し傍人を大笑せしめ、爾後その士を見るごとに大得色を現じた由。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
このクリミヤ戦争にはトルストイが一士官としてロシヤ軍に加わっており、セバストーポリについた第一歩に負傷者の哀れな有様に激しく心を動かされたのが、この同じ年の十二月であったことも思い出される。
— 宮本百合子 『フロレンス・ナイチンゲールの生涯』 青空文庫
ナポレオン戦役の時、ロシア軍の捕虜になったフランスの一士官が、憂悶のあまり数学の研究に没頭していたという話は、妙に彼の心に触れるものがあった。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
ナポレオン戦役の時、ロシア軍の捕虜になつたフランスの一士官が、憂悶のあまり数学の研究に没頭してゐたといふ話は、妙に彼の心に触れるものがあつた。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
隊前には黒髯を怒らした一士官が逸物に跨って進み行く。
— ガールシン 『四日間』 青空文庫
作例 · 標準
彼は今年、陸上自衛隊の一士に昇任した。
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新任の一士たちは、訓練に励んでいた。
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一士として、彼は多くの任務を経験した。
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