鉛製
えんせい
名詞名詞-の形容詞
標準
leaden
文例 · 用例
床の一隅、幽欝な鉛製の八つ橋の角々に、王朝時代の情熱を想はせる燕子花。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
寝室の窓をご覧になったかどうかはわかりませんが……」「鉛製の格子窓で硝子入り。
— THE ADVENTURE OF THE THREE STUDENTS 『三枚の学生』 青空文庫
老人は右の手に亞鉛製の如露を持つたまゝ、左の手で髯を靜かに撫でおろす。
— 蒲原有明 『仙人掌と花火の鑑賞』 青空文庫
建物をとりまく庭園は昔の形式ばった様式にしたがって造園され、人工の花壇、刈りこんだ灌木林、一段高い段、壺を飾った大きな石の欄干があり、鉛製の像が一つ二つ建ち、噴水もあった。
— ワシントン・アーヴィング Washington Irving 『クリスマス・イーヴ』 青空文庫
幕府への開國勸告使節和蘭の軍艦「パレムバン」が追ひ返されてから五年めで、「長崎通詞本木昌造及び北村此助、品川藤兵衞、楢林定一郎四人相議し、鉛製活字版を和蘭より購入」と、洋學年表に誌されてゐる。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
扉の片側には獰猛な鞭が、上には棚があり、ギリシャのキュリクスに似た鉛製の浅い脚付き杯(*18)が空のまま並んでいた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
こう気づけば、彼はその不真面目な、鉛製の玩具のような彼自身が、更に形而下のものに思えた。
— 富ノ沢麟太郎 『あめんちあ』 青空文庫
医師は鉛製の鉗子で抜けるようなぐらぐらになった歯だけを抜くようにとのヒントであった。
— 伝記による医学史 『偉大な医師たち』 青空文庫
作例 · 標準
古い洋館の屋根には、どっしりとした鉛製の装飾が施されていた。
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その鉛製の重りは、海水の腐食に耐えられるよう特殊なコーティングがされている。
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防護服の裏地には、放射線を遮断するために薄い鉛製のシートが縫い込まれている。
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アンティークショップで見つけたその兵隊の人形は、ずっしりと重い鉛製だった。
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