幻辞.com

鑑識家

かんしきか
名詞
1
標準
connoisseur
文例 · 用例
中にも野房君は鑑識家坪井晋氏の世話で十二歳の時に私の家に来て、子飼いともいうべき弟子でありましたが、三十歳末満で亡くなったのは惜しまれます。
その後の弟子の事 幕末維新懐古談 青空文庫
壁には立派な絵が懸っていたが、それは(アッタスンの推測では)なかなかの美術鑑識家であるヘンリー・ジーキルからの贈物であろう。
THE STRANGE CASE OF DR. JEKYLL AND MR. HYDE ジーキル博士とハイド氏の怪事件 青空文庫
唯だ当時の芸術鑑識家は現代の盲目なる群衆とは遙かにその趣きを異にしてゐたのである。
エンマ・ゴルドマン 少数と多数 青空文庫
墨気、筆勢に人を見る鑑識家であるならば、円相の一断面と同じく判断の正確を得る心理を有するものである。
北大路魯山人 鑑賞力なくして習字する勿れ 青空文庫
「あなたは花の鑑識家でございますね」と、ベアトリーチェは彼が窓から投げてやった花束を指して微笑みながら言った。
ラッパチーニの娘 アウペパンの作から 世界怪談名作集 青空文庫
乾山が絵ばかり描く人であったとすると、鑑識家の方でもその肚で様子の探りようもあるが、別個に陶人としてあまりにも著名なために、絵のみならば……と独り決めしている人たちも、うかうか乾山には手が出せないと感じるものらしい。
北大路魯山人 古器観道楽 青空文庫
自国語の他に、六カ国語を自由自在に操り、ギリシア学の学徒であり、一流の能書家であり、優秀な音楽家であり、そして、絵画と詩との鑑識家でもあった。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
エセックスに受けた私的な恩義と、女王に仕える公的な義務とを整調すること、政府人としての感情と友人としての感情を兼備すること、廉恥心と野心の間に真の平衡を保つこと――エリザベスと話す間、複雑な問題の取扱いに、彼は鑑識家としての深い味覚を振りまわした。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
作例 · 標準
彼はワインの鑑識家として名高く、その舌は確かだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古い陶磁器の鑑識家が、この壺の価値を鑑定してくれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの美術品コレクターは、まさに生粋の鑑識家と言えるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash