鑑定家
かんていか
名詞
標準
judge
文例 · 用例
そして世におのずから骨董の好きな人があるので、骨董を売買するいわゆる骨董屋を生じ、骨董の目ききをする人、即ち鑑定家も出来、大は博物館、美術館から、小は古郵便券、マッチの貼紙の蒐集家まで、骨董畠が世界各国|都鄙到るところに開かれて存在しているようになっている。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
皆、真偽のわからない掛物に対する鑑定家みたいに、いい加減な否定や肯定ばかりしている。
— 夢野久作 『道成寺不見記』 青空文庫
そして世におのづから骨董の好きな人が有るので、骨董を売買する所謂骨董屋を生じ、骨董の目きゝをする人、即ち鑑定家も出来、大は博物館、美術館から、小は古郵便券、マッチの貼紙の蒐集家まで、骨董畠が世界各国都鄙到るところに開かれて存在して居るやうになつてゐる。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
」「先生は、紅屋の鑑定家なのかなあ。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
『そんなら何うしたら好いか』と言つて涙をこぼしたといふ鑑定家は柳田君のことだらうが、そんなことは柳田君が捏造したならいざ知らず、そんなことはあつたことがない。
— 田山録弥 『エンジンの響』 青空文庫
」 瑠璃子の父は、素人鑑定家として、堂に入っていた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
それから城下へ出て行って有名な学者や鑑定家などを尋ねまわって、その鏡の作られた時代や由緒について考証や鑑定を求めたが、それは日本で作られたものでない、おそらく支那から渡来したものであろうという以上には、なんの発見もなかったので、吉左衛門も失望した。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
鑑定家の説によると、これは支那から渡来したもので、おそらく漢の時代の製作であろうということであった。
— 岡本綺堂 『鴛鴦鏡』 青空文庫
作例 · 標準
美術鑑定家はルーペを覗き込み、キャンバスの裏側のわずかなシミを注視した。
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「さすがはベテランの鑑定家だ。一目見ただけで本物と偽物を見分けるなんて」
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鑑定家が沈黙を破って「これは傑作です」と呟くと、周囲から溜息が漏れた。
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彼は宝石鑑定家として、世界中の鉱山を飛び回って原石を買い付けている。
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