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拇趾

ぼし
名詞
1
標準
big toe
文例 · 用例
双方の足趾は、いずれも外側に偏っていて、大きな拇趾だけがさながら、大|箆のように見えるのだった。
小栗虫太郎 紅毛傾城 青空文庫
そうだ、この拇趾もあの時の通りだ。
谷崎潤一郎 痴人の愛 青空文庫
――此の場合、その百姓は、農学士を心理的に判断し、その判断を、序でに耕作法その物にまで及ぼしたのである。
中原中也 心理的と個性的 青空文庫
皆あなたのためです』と、さすがにヘルンも夫人に愚痴をこぼしている。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
何もかも神さまの、おぼしめしと信じていました。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
その夜、馬場とシゲティとは共鳴をはじめて、銀座一丁目から八丁目までのめぼしいカフエを一軒一軒、たんねんに呑んでまわった。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
夕べの靜かなる都會の空に炎は美しく燃え出づるたちまち流れはひろがり行き瞬時に一切を亡ぼし盡せり。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
そうして月給がなくなって困る/\とこぼしながらぶらぶらしていた。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
作例 · 標準
新しい登山靴を新調して数時間歩いたが、どうも右の拇趾の先が当たって痛むようだ。
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裸足で夏の砂浜を歩くと、拇趾が熱い砂をぎゅっと掴む感覚がとても心地よい。
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彼は足の拇趾の関節が赤く腫れ上がり、激しい痛風の発作に数日間苦しんでいる。
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