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拇指

ぼし
名詞
1
標準
thumb
文例 · 用例
花の落ちた小枝を剪っているうちに気が付いて、よく見ると、大きさはやっと拇指の頭くらいで、まだほんの造り始めのものであった。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
汚れた白足袋の拇指の破れも同じ物語を語っていた。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
ある者は、軸列機を動かす手を休めて、そッと、社員に発見されないように、窓のかげから、小山が、于のもう一方の拇指に針を突き刺すのを見つめていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
」隅の方で拇指のない坑夫がさゝやいた。
黒島傳治 土鼠と落盤 青空文庫
母は、竪坑の、ひどく高いところから、拇指ほどの石がヒューと落ちて来た。
黒島傳治 土鼠と落盤 青空文庫
が、人々は却って皮肉に、「お前んとこにゃ、なんぼかこれが(と拇指と示指とで円るものをこしらえて、)あるやら分らんのに、何で、一人息子を奉公やかいに出したりすらあ!
黒島傳治 電報 青空文庫
」 お里は、よく物を見てから借りて来たのであろう反物を、再び彼の枕頭に拡げて縞柄を見たり、示指と拇指で布地をたしかめたりした。
黒島傳治 窃む女 青空文庫
頤から爪先の生えたのが、金ぴかの上下を着た処は、アイ来た、と手品師が箱の中から拇指で摘み出しそうな中親仁。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
作例 · 標準
彼は何かを深く考え込んでいる時に、右手の拇指で顎をさする癖がある。
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バイオリンなどの楽器を演奏する際、拇指を添える位置が音色の響きを大きく左右する。
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スマートフォンの操作をしすぎたせいで、最近右手の拇指の付け根が痛むようになってしまった。
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