指
ゆび異読 および・おゆび
名詞頻度ランク #2719 · 青空 10883 例
標準
finger
文例 · 用例
爪萩原朔太郎青くしなへる我が指のリキユールグラスにふるるとき生れつきとは思へども侘しく見ゆる爪形をさしも憎しと思ふなり
— 萩原朔太郎 『爪』 青空文庫
ああふるさとの永日に少女子どものなつかしさたとしへもなきなつかしさやさしく指を眼にあててももいろの秋の夕日をすかしみるわが身の春は土にうもれて空しく草木の根をひたせる涙。
— 〔菊もうららに〕 『秋日行語』 青空文庫
雨の降る日(兄のうたへる)萩原朔太郎雨の降る日の縁端にわが弟はめんこ打つめんこの繪具うす青くいつもにじめる指のさき兄も哀しくなりにけり雨の降る日のつれづれに客間の隅でひそひそとわが妹のひとり言なにが悲しく羽根ぶとん力いつぱい抱きしめる兄も泣きたくなりにけり
— 萩原朔太郎 『雨の降る日』 青空文庫
見よやわが十指は晶結し背にくりいむは瀧とながるるごとししきりに掌をもつて金屬の女を研ぎ胴體をもつてちひさなる十字を追へば樹木はいつさいに※轉し都は左にはげしく傾倒す。
— 萩原朔太郎 『受難日』 青空文庫
みよわが賽は空にあり、賽は純銀、はあとの「A」は指にはじかれ、緑卓のうへ、同志の瞳は愛にもゆ。
— 萩原朔太郎 『純銀の賽』 青空文庫
私はその衰微の原因の第一として、先づ論理的性格の欠乏といふことを指摘したい。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
理念を指示、或ひは暗示するだけではない、その理念を対者に怡しますものである。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
暗示といふよりは、鋭敏な指示といつた感じである。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の指は、ピアニストのようにしなやかで美しかった。
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冷たい水に触れると、指の感覚が麻痺した。
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彼は指で数を数えながら、ゆっくりと話した。
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ウィキペディア
指(ゆび)は、一般的に人間の身体の一部で、手や足の末端部にある突出部で、中に関節のある骨格を含む。人が日常的に使う部位だけに様々な意味合いを持つ言葉に発展し、慣用句でも多用されている。相同な構造は四肢動物全般に見られ、四肢の形成の初期から存在する物である。
出典: 指 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0