口渇
こうかつ
名詞
標準
thirst
文例 · 用例
其の文字金色に輝くまゝに、口渇き又耳熱す。
— 泉鏡太郎 『婦人十一題』 青空文庫
二〇時四五分、強い口渇を訴える。
— 谷崎潤一郎 『瘋癲老人日記』 青空文庫
待っていたとばかり、ほかのからすたちが、四|方から寄ってたかって、哀れなはとを奪い合い、最後に血にまみれたはとを屋根の上へたたきつけて、たがいにくちばしでちぎりはじめたが、あっという間に、こうかつな一|羽がその屍をさらってどこかへ飛び去ると、あわてて三|羽、四|羽、その後を追いかけていきました。
— 小川未明 『僕はこれからだ』 青空文庫
さて、こういうようにして、明治維新ころまでの文学思潮の変遷についての一応の見当が、どうかこうかついて来たようであったから、試にその初期の部分を書いてみようとしたのが、大正のはじめのころであったかと思う。
— 津田左右吉 『学究生活五十年』 青空文庫
……それからかれは、このこうかつな求愛者は、最も微妙なことをのべた。
— DER TOD IN VENEDIG 『ヴェニスに死す』 青空文庫
ここの連中はコソコソ立ちまわるこうかつな連中らしいが、どうもわたしの想像では、ポターはすでに奴らをすつかりおどしつけたようだ」「実際問題として、このホテルの支配人や使用人についてはわしもかなりあなたと同感です。
— THE SCANDAL OF FATHER BROWN 『ブラウン神父の醜聞』 青空文庫
作例 · 標準
糖尿病の初期症状として、激しい口渇や多尿が見られることがよくある。
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夏場の猛暑の中、水も飲まずに歩き続けたため、ひどい口渇に襲われ意識が遠のいた。
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緊張のあまり口渇を感じた彼は、スピーチを始める前にコップ一杯の水を飲み干した。
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ウィキペディア
口渇 とは、飲用に適した液体への渇望であり、動物の基本的な本能である飲水に起因する。体液バランスに関わる重要なメカニズムである。
出典: 口渇 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0