渇き
かわき
名詞頻度ランク #24748 · 青空 260 例
標準
thirst
文例 · 用例
それが彼の良心の渇きで、云はゞ彼は自動機械的に現実を材料としての夢想家なのだ。
— 中原中也 『高橋新吉論』 青空文庫
そして此所に詩といふのは、魂の渇きに水をあたへ、生活の枯燥を救つてくれる文学芸術を言ふのである。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
僕等の時代の文学者が、文壇の詩に退屈して、町の小唄音楽に却つて心の渇きを充たして居るといふのは、現代日本文化の畸型的な発育を反証するところの、一つのイロニカルな現像にちがひない。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
なぜならそれらの音楽以外に、僕等の現実の社会的生活感情を表現し、魂の渇きを充たしてくれる芸術がないからだ。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
詩人蕪村の心が求め、孤独の人生に渇きあこがれて歌ったものは、実にこのスイートホームの家郷であり、「炉辺の団欒」のイメージだった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
珈琲店 醉月坂を登らんとして渇きに耐へず蹌踉として醉月の扉を開けば狼藉たる店の中より破れしレコードは鳴り響き場末の煤ぼけたる電氣の影に貧しき酒瓶の列を立てたり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
冬の日沖に荒れむとして浪は舷側に凍り泣き錆は鐵板に食ひつけども軍艦の列は動かんとせず蒼茫たる海洋の上彼等の叫び、渇き、熱意するものを強く持せり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
鬱然として怒に耐へず、遠く沖に向て叫び、我が意志の烈しき渇きに苦しめり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
作例 · 標準
炎天下での長時間の作業、あーもう、ひどい渇き(かわき)に襲われたよ!
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砂漠を旅する者にとって、渇きとの戦いは最も過酷なものの一つだ。
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彼は、長年の間、知識への渇きを抱き続けてきた。
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喉の渇きを潤すために、冷たい水を一杯飲んだ。
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標準
craving
作例 · 標準
都会の喧騒の中で、彼は心の底から静寂への渇きを感じていた。
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新しい知識への渇きを癒やすように、彼女は図書館の奥で何時間も本を読み耽った。
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愛情への渇きが、時として彼を極端な行動に走らせることがある。
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復讐への渇きだけが、彼をどん底の生活から這い上がらせる原動力だった。
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