栴檀
せんだん
名詞
標準
chinaberry
文例 · 用例
沖の端の写真を見る人は柳、栴檀、石榴、櫨などのかげに、而も街の真中を人工的水路の、水もひたひたと白く光つては芍薬の根を洗ひ洗濯女の手に波紋を画く夏の真昼の光景に一種のある異国的情緒の微漾を感ずるであらう。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
同卷七八一頁に、昔ホラオロキア城に毎夜光を放つ栴檀の大佛像が有たのを、住民驕奢にして尊ばず、時に一阿羅漢有り來て之を拜せしを、住民怒て砂に埋め其唇に達す。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
月支国王名は栴檀、この王、志気雄猛、勇健超世、討伐する所|摧靡せざるなし、すなわち四兵を厳にし、華氏城を攻めてこれを帰伏せしめ、すなわち九億金銭を索む。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
衆生のために栴檀功徳仏を希うて苦しみ給うた大釈尊も、万物の喜悦を見られ度いがためになされたのだ。
— 牧野信一 『闘戦勝仏』 青空文庫
沖ノ端の寫眞を見る人は柳、栴檀、櫨などのかげに、而も街の眞中を人工的水路の、水もひたひたと白く光つては芍藥の根を洗ひ洗濯女の手に波紋を畫く夏の眞晝の光景に一種のある異國的情緒の微漾を感ずるであらう。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
水門の上を蒼白い月がのぼり、栴檀の葉につやつやと露がたまれば膽のわななきもはたと靜止して足もとにはちんちろりんが鳴きはじめる。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
が、栴檀は二葉から馨ばしく、蛇は一寸にして人を呑む気が有る。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
赤栴檀8・20(夕) むかし観世の家元に豊和といつて家の芸は素より、香聞にも一ぱし聞えた男がゐて、金春流の某と仲がよかつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
庭に植えた栴檀(せんだん)の木が、今年も紫色の実をつけた。
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栴檀(せんだん)の木は、その独特な香りと薬効で知られている。
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子供の頃、栴檀(せんだん)の実を拾って遊んだ記憶がある。
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標準
Indian sandalwood (Santalum album)
作例 · 標準
古代から珍重される栴檀(せんだん)(サンダルウッド)は、香木として世界中で利用されている。
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寺院の建築には、芳香のある栴檀(せんだん)の木が使われることがある。
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精油として抽出される栴檀(せんだん)の香りは、リラックス効果が高いとされる。
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