桃色
ももいろ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #24571 · 青空 1116 例
標準
pink (colour, color)
文例 · 用例
庭の日かげはまだ霜柱に閉じられて、隣の栗の木のこずえには灰色の寒い風が揺れているのに南の沖のかなたからはもう桃色の春の雲がこっそり頭を出してのぞいているのであった。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
朝は日を受けて柔和な桃色を潮し、昼は冴えた空に反映して、燧石のようにキラキラ晃めき、そのあまりに純白なるために、傍で見ると空線に近い大気を黒くさせて、眼を痛くすることがある。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
桃色の練菓子に緑の刻みを入れたような一掴みの建物だ。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
苦痛を通して内臓機関に浸み込んで行く芳烈な匂いは、彼の眼に青とも桃色ともつかぬ二重の蝶を幻覚させた。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
つぶつぶ絣の単物に桃色のへこ帯を後ろにたれ、小さな膝を折ってその両膝に罪のない手を乗せてしゃがんでいる。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
くりくり頭に桃色のへこ帯がひとり、角子頭に卵色のへこ帯がふたり、何がおもしろいか笑いもせず声も立てず、何かを摘んでるようすだ。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
暗い霧のかかつた空で、地平のあたりが桃色にぼんやりしてゐた。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
桃色の象牙の塔 (久野豐彦氏) これの批評は差控へる。
— 梶井基次郎 『『新潮』十月新人號小説評』 青空文庫
作例 · 標準
「彼女の桃色の頬が、褒められてさらに赤らんだ。」
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「春の公園は、桃色の桜の花びらで埋め尽くされている。」
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「桃色の便箋に、普段は言えない感謝の気持ちを綴った。」
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ウィキペディア
桃色 は、明るく淡い赤色。赤または赤紫と白を混ぜ合わせて作ることができる。別名、桃花色(ももはないろ)。
出典: 桃色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0