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紅色

べにいろ異読 こうしょく・くれないいろ
名詞頻度ランク #36867 · 青空 365
1
標準
red
文例 · 用例
それに山の霧が多いので、いつも水蒸気で町の軒灯が紅色にかすんで、一層山間都市の華やかな感じを深める。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
裏町の溝を流れる湯の匂ひや、朧ろにかすむ紅色の軒灯や、枕に近い湯滝の音やが、何とも言へぬ春らしい感じを起させる。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
また向うからただ一人、洋紅色のコートを着た若い令嬢が俯向いたまま白いショールで口を蔽うて、ゆっくりゆっくり歩いて来る。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
紅色の丸薬のような実の落ち散ったのを拾って噛み砕くと堅い核の中に白い仁があってそれが特殊な甘味をもっているのであった。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
緑色の楕円形をした食えない部分があってその頭にこれと同じくらいの大きさで美しい紅色をした甘い団塊が附着している。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
暁を思わせるうす紅色で、雨気を含んだ虚空に、浸み透るように、暈して描かれた自分たちの印画は、この大なる空間を跨いで、谷間へと消え落ちた。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
石楠花は依然多いが、それに次いでは、高根いばらが多く、丈高い茎に大形の紅色の花を着けたのが、消炭の火のように、かえって暗い感じをさせる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
(紅雪を標品として採集するには、雪と共に瓶の中へ入れ、フォルマリン薬を臭気強いまで滴下して置けば、雪は無論溶けるが、藻は保存が出来る、ただし紅色はやや久しいうちには、全く失われるが、学術標品としては差支えないのである。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
作例 · 標準
夕日に照らされた海は、燃えるような紅色に染まっていた。
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彼女が成人式で着ていた振袖は、鮮やかな紅色がとてもよく似合っていた。
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絵の具の紅色を少し水で薄めて、桜の花びらの柔らかい色合いを表現した。
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ウィキペディア

紅色(べにいろ、くれないいろ)は、鮮やかな赤色。名は、キク科の紅花の汁で染めた濃い赤による。JIS慣用色名では「あざやかな赤」 と定義している。

出典: 紅色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0