幕内
まくうち
名詞頻度ランク #41984 · 青空 39 例
標準
makuuchi
文例 · 用例
(一五)巨大な天狗面 しかし小言をいったとて帰らぬ事、一同は些か咽の渇きも止ったので、「サァ明朝は早いぞ、もう寝ようか」と、狭い天幕内へゾロゾロと入り込んだが、下は薄い筵一枚で水がジメジメ透して来る。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
歌舞伎座は前年の秋の日清戦争劇以来、毎回の興行が思わしくなかったので、おそらく幕内の策師たちが一種の窮策から俄かにこんなことを思い立ったのであろう。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
栃木山が幕下から初めて幕内へ飛び上つて来た時、彼は贔屓客に貰つた御祝儀のなかから幾らかを無雑作に包んで羽州山の前に出した。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
それを菊之丞が何ういふかは幕内の面白い問題となつてゐた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
幕内の生活に堪えられず、これも三月目に逃げ出す。
— 宮本百合子 『山本有三氏の境地』 青空文庫
そして、皮袋を元の櫃にしまい、燃火の灰をならし、一まわり天幕内を見まわすと、入口の垂幕をあげた。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
天幕内の地面に、砂が押流され幾条も小溝が掘れた。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
少年時代に、梅ヶ|谷、常陸山の角力を見た切り、さつぱり角力を見たことのない彼は、つまらなそうに土俵を見ていたけれど、幕内の土俵入りの時早くも彼は天竜を見て、「ありやいい角力だね。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
作例 · 標準
力士は皆、幕内を目指して日々厳しい稽古に励んでいる。
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今日の優勝決定戦は、幕内のトップ力士同士の激突だ。
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横綱不在の場所、幕内の優勝争いが白熱している。
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