共食
きょうしょく
名詞
標準
communal eating of food that has been offered to a god
文例 · 用例
その魔薬の成分の一つとして、子豚を九|疋食った牝豚の血が、鍋の中へ入れられますが、あの無邪気に見える豚でも、共食いするかと思うと、何となく気味の悪いものですねえ……」 こういってN氏は、私たち九人が、恰も九|疋の子豚で、今にも牝豚ならぬ妖婆が、私たちを食べにでも来そうな雰囲気を作り出しました。
— 小酒井不木 『手術』 青空文庫
「どうです、いま、共食いの話が出た序に、今晩は、人間の共食いを話題としようではありませんか」「いい題目です。
— 小酒井不木 『手術』 青空文庫
そして私はことに肉体の交わりは、愛に反する心持ち、動物が共食いするのと似たエゴイスチッシュな動機より発するものと思われてなりません。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
然れ共食ひ物に違ひないとだけは思つた。
— 横光利一 『神馬』 青空文庫
両宮の主神と、人にして神なる斎宮とが、共食せられるのだから、神新嘗の義を以て、神嘗と言うた。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
――人間 私は共食いしなくては生きることができず、姦淫しなくては産むことができぬようにつくられているのです。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
生物と生物との共食いと同じ相である。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
生物が共食いしなければ生きてゆかれないことはいかに考えればいいであろうか。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
標準
eating together (with family, friends, etc.)
ウィキペディア曖昧さ回避
共食 (きょうしょく)祭りや行事の場で大勢の人々が共同で飲食すること。→共同飲食 (ともぐい)動物が同種の個体を捕食すること。→共食い
出典: 共食 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0