会席
かいせき
名詞
標準
meeting place
文例 · 用例
それに月光がさして忽然と清談の会席が眼前に現われる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
貧寒な拓本職人の家で、女餓鬼の官女のような母を相手にみじめな暮しをするより、若い女のいる派手で賑かな会席を渡り歩るいてる方がその日その日を面白く糊塗できて気持よかった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
しかし、私は眼の前の会席膳の食品の鮮やかさに強て念頭を拭った。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
その日の料理も、本式の会席膳で鯛なども附いていた。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
諸処から取集めた百有余円を、馴染の会席へ支払いの用があって、夜、モオニングを着て、さて電燈の明い電車に乗った。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
訣れに池上は昼、霞ヶ関の茶寮で会席料理を御馳走して呉れました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
訣れに池上は昼、霞ヶ関茶寮で会席料理を御馳走して呉れました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
都亭の主人から、大阪の会席料理屋で修行し、浅草の寿司屋にも暫くいたそうだが、うちは御覧の通り腰掛け店で会席など改った料理はやらず、今のところ季節柄河豚料理一点張りだが、河豚は知ってるのかと訊かれると、順平は、知りまへんとはどうしても口に出なかった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
標準
restaurant dinner tray