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武芸者

ぶげいしゃ
名詞
1
標準
master of martial arts
文例 · 用例
合気の術は剣客武芸者等の我が神威を以て敵の意気を摧くので、鍛錬した我が気の冴を微妙の機によって敵に徹するのである。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
古今東西を通じて、かかるみじめなる経験に逢いし武芸者は、おそらくは一人もあるまじと思えば、なおのこと悲しく相成候て、なにしろあれは三百円、などと低俗の老いの愚痴もつい出て、落花繽紛たる暗闇の底をひとり這い廻る光景に接しては、わが敵手もさすがに惻隠の心を起し給いし様子に御座候。
太宰治 花吹雪 青空文庫
まった、当院は特に真槍の試合にも応ずるが、当院に於いて命を落した武芸者は既に数名に及んでいる。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
一体に、武芸者が諸国を漫遊するのは、自分より強い武芸者に会うて、教えを請い、自分の腕を磨きたいという気持よりも、むしろ、天下に自分より強い者がおるかどうかを知りたい、自分より強い者がいないことを確かめて、自己満足に酔いたいという傲慢な虚栄心から、漫遊するのが常である。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
そう考えると、佐助は憂鬱だったが、「往きはよいよいの、中風のような武芸者が相手だが、帰りは怖い雷様を道連れとは、ても洒落た道中かな。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
師匠の左内は四十前後で、色の黒い、眼の鋭い、筋骨の逞ましい、見るから一廉の武芸者らしい人物であった。
ズウフラ怪談 半七捕物帳 青空文庫
この人は見上げるほどの大兵で、紫の打紐で大たぶさに結い、まち高の袴に立派な大小を差して、朴歯の下駄を踏み鳴らし、見るからに武芸者といった立派な風采。
店初まっての大作をしたはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
――どっかりとすわっているからだの節々に、武芸者らしい筋骨の鍛えが見えるところをみると、そやつこそ、まぎれもなく弓術師範依田重三郎に相違ないのです。
子持ちすずり 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
諸国を渡り歩くその武芸者は、木刀一本で何人もの荒くれ者を打ち倒したという伝説がある。
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宮本武蔵は、生涯無敗を誇った天下無双の武芸者として後世に語り継がれている。
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彼は己の技を極めるため、山奥に籠もって一人で厳しい修行を続ける孤高の武芸者だ。
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2
標準
practitioner of martial arts
作例 · 標準
この道場には、流派を問わず腕試しを求める全国の武芸者が毎日のように訪ねてくる。
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御前試合には、各藩から選りすぐりの武芸者が集められ、白熱した真剣勝負が繰り広げられた。
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彼はまだ若い武芸者だが、その太刀筋の鋭さには道場主でさえ一目置いている。
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