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塞く

せく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞
1
標準
to dam up (a stream)
文例 · 用例
生徒も先生も不断にこの強制的に定められた晴れの日の準備にあくせくしていなければならない。
寺田寅彦 アインシュタインの教育観 青空文庫
『万葉集』巻十二に「いぶせくも」という語を「馬声蜂音石花蜘※」と書いてあって、「馬声」をイに宛て、「蜂音」をブに宛てたのをみれば、当時の人々は、蜂の飛ぶ音をブと聞いたと共に、馬の鳴声をイの音で表わしていたのである。
橋本進吉 駒のいななき 青空文庫
ああ、それら人間の髪の毛にも、春の夜のかすみいちめんにふかくかけ、よせくる、よせくる、このしろき浪の列はさざなみです。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
とりわけ空|想家で何かの趣味道楽なしには生きられない青木さんにとつては、ただ金に追はれてばかりゐるやうな、あくせくした日々の生活がむしろのろはしいくらゐだつた。
南部修太郎 青空文庫
昨日の哲学者も今日はやっぱり自分の家を荷厄介に引きずりながら、長過ぎて邪魔な把柄をもて扱いながら、あくせくと歩いていた。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
丘の上に整列していた別の中隊は、カーキ色と、百姓服が入り乱れ、蠢く方をめがけてウワッと叫びながら馳せくだりだした。
黒島伝治 パルチザン・ウォルコフ 青空文庫
(いな見よ東かれらこそ、   古き火薬を燃し了へぬ)うかべる雲をあざけりて、   ひとびと丘を奔せくだりけり。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
崩れたる土塀、歪みたる衡門、あるいは掌のくぼほどの瘠畠、形ばかりなる小社などの、常は眼にいぶせく心にあかぬものも、それ近くにこの花の一ト木二タ木咲き出づるあれば、をかしきものとぞ眺めらるゝ。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
作例 · 標準
上流で発生した土砂崩れが川の流れを塞ぎ、天然のダムが形成される恐れがあるため避難勧告が出た。
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大雨に備え、庭の排水路が落ち葉やゴミで塞がっていないか今のうちに点検しておく必要がある。
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子供たちが小川の浅瀬に石を積み上げ、水の流れを塞いで小さなプールを作って遊んでいる。
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