銀杯
ぎんぱい
名詞
標準
silver cup
文例 · 用例
人生は一番勝負の將棋の如し、さし直す與はず――なんていふのも、戰前天皇賞レースで大銀杯を兩手でさゝげ持つた頃のことばで、戰後の氏の人生觀ではない。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
私は佐藤君がある宴会の席で、社から貰った銀盃を持って来て、私に酒を勧めてくれた事を思い出した。
— 夏目漱石 『硝子戸の中』 青空文庫
東、吉原両飛行家には、銀盃を下賜されるが、菊池寛の戯曲が、イギリスの一流作家より優れていても、木盃さえもらえないのが、日本だ。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
心で思ってる分には、幾ら思っていたって差支はない――そりゃ差支はない」 十年一日のようにある事業家を助けて三つ組の銀盃と金子とを贈られたという民助は、台湾の方で事務でも運ぶように節子の話を運んだ。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
立派な座蒲団を三枚か五枚当てたのもゐるし、東京市の人口調査の時に出た朝日だつたかの懸賞に、二等を当てて金二拾円の副賞と東京市長の銀盃を貰つたのもゐる。
— 北條民雄 『癩院記録』 青空文庫
その男は銀盃が送られて来ると、もううれしくてたまらないので、その箱を抱いたまま各舎をぐるぐる巡つて、息を切らせながら、「昨日新聞記者が来たよ。
— 北條民雄 『癩院記録』 青空文庫
ところが、いよいよ羅針盤の四隅は銀盃の酒で清められ、支柱がとり外され、巨体が一間ばかりそろそろと辷った、と思うと、どうしたわけか、そこへ釘づけになって、梃でも動かない。
— 服部之総 『黒船前後』 青空文庫
作例 · 標準
大会で優勝した選手は壇上に上がり、会長から銀杯を両手で受け取った。
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棚の奥に祖父が若い頃に競馬で受け取ったという銀杯が、埃をかぶって置かれていた。
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創立百周年記念に社員全員へ銀杯が贈られ、それぞれの名前が刻まれていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
銀杯(ぎんぱい、ぎんはい、ぎんさかずき)とは、銀製または銀メッキのさかずき、またはカップのこと。内閣総理大臣による記念品については賞杯を参照。 その他の用語については以下を参照されたい。 銀杯 (ホッカイドウ競馬) - 1959年から1996年までホッカイドウ競馬にて施行されていた重賞競走。 銀杯 (福山競馬場) - 1980年から2012年まで福山競馬場にて施行されていた重賞競走。 銀杯 (中央競馬) - 中央競馬で開催されていたオープン競走。年2回、関東(中山、東京)と関西(京都、阪神、小倉)で行われていた。
関連項目
- 金杯 (競馬)
- アスコットシルバーカップ
- 銀盃 — 1950年から日本の国営競馬で施行されていたアラブ系競走。
- 銀盃
出典: 銀杯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0