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酒器

しゅき
名詞
1
標準
utensil used for serving or drinking sake
文例 · 用例
多く夏の釣でありますから、泡盛だとか、柳蔭などというものが喜ばれたもので、置水屋ほど大きいものではありませんが上下箱というのに茶器酒器、食器も具えられ、ちょっとした下物、そんなものも仕込まれてあるような訳です。
幸田露伴 幻談 青空文庫
正しく、アンドリウはネクターの在所をヘレナから教へられて、|羊角型の酒器の口からこれを飲み降すと、剣を引き抜いて櫓を昇つて行つた……。
牧野信一 鬼の門 青空文庫
雌蝶雄蝶の酒器は親戚の二人の少女によって運ばれた。
小酒井不木 血の盃 青空文庫
平生用ゐた硯が蓮葉形のものであつたのも、又酒器に蓮を画かせて用ゐたのもこれがためである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
大将には姫宮の御簾の中から酒器が出されて、宮の御装束一そろいが纏頭にされた。
若菜(下) 源氏物語 青空文庫
栄子は電熱器で湯をわかし、食卓に酒器を並べて、独りで飲んでいた。
豊島与志雄 失われた半身 青空文庫
聖モリッツは贋と真物の振酒器なのだ。
白い謝肉祭 踊る地平線 青空文庫
細君は劉伶の身を案じて蔵に入れて置いた酒を棄て、夫君鍾愛の酒器を毀してしまった。
佐藤垢石 酒渇記 青空文庫
作例 · 標準
陶芸家である父の遺作の中から、最も美しい形状の酒器を一つ選んで飾った。
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骨董品店で江戸時代の見事な蒔絵が施された酒器を見つけ、思わず見惚れてしまった。
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日本酒の種類に合わせて酒器を使い分けるのも、通の楽しみ方の一つだ。
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