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慄然

りつぜん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
terrified
文例 · 用例
ほんの一瞬間であつたけれども、自分は理由なしに慄然とした。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
私はいったい誰だろう、と考えて、慄然とした。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
僕はそれを見て勇氣が起り、慄然とし、人生の力ある意志を感じた。
萩原朔太郎 室生犀星君の飛躍 青空文庫
この言を風聞した時、僕は魂の慄然とした震へを感じた。
萩原朔太郎 室生犀星君の飛躍 青空文庫
そして「詩」と「小説」との、文學上に於ける根本の相違を考へて慄然とした。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
すくなくとも日本の文壇が、過去に意味してゐる如き小説――自然派末派の流れをくむレアリズムの小説――が、到底本質上に於て詩と兩立できない文藝、詩を殺すに非ずば成立できない俗物主義の文藝であるのを考へ、君のために慄然たる杞憂を感じた。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
私は思わず背後の花子を振返ると、恐怖の号びをたてて慄然としてしまった。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
親孝行だというから、最初から巧んだ仕事じゃあるめえが、なにか喧嘩でもしたのか」「おふくろさんが猫になったんです」と、お初は思い出しても慄然とするというように肩をすくめた。
猫騒動 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
その事故現場のあまりの悲惨さに、取材に来た記者たちも慄然とするばかりだった。
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深夜の帰り道、背後から聞こえてきた不気味な足音に、彼は慄然として立ちすくんだ。
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断崖絶壁の淵に立った時、足元が崩れ落ちるような想像をしてしまい慄然とした。
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