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稲穂

いなほ
名詞頻度ランク #36712 · 青空 90
1
標準
ear (head) of rice
文例 · 用例
黄金色にみのった稲穂の真中を、そこだけは、真直に、枯色の反物を引っぱったようになっていた。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
雀が饑餓という因により、羽翼の羽ばたきという縁によって稲田のところへ飛んで来て、稲穂を啄もうとするのが果であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
引摺るほどにその奴が着た、半纏の印に、稲穂の円の着いたのも、それか有らぬか、お孝が以前の、派手を語って果敢なく見えた。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
稲穂がゆさゆさと一斉に揺れたと思うと、女の顔がぼっと出て、髪を黒く、唇を紅く、「おほほほほほほほ、あはははははは。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
┌風に見えてしきり羽ばたく稲穂雀遠き穂づらに散りまぎれつつ   (新作)(26)┤   └ちりぢりに雀まぎるる垂穂波風は入日の田に吹きかはる      (新作) 小笠原の正覚坊の歌十四首などは殆ど棄てて了つた。
北原白秋 雀の卵 青空文庫
…… 董、茅花の時分から、苗代、青田、豆の花、蜻蛉、蛍、何でも田圃が好で、殊に二百十日前後は、稲穂の波に、案山子の船頭。
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
線路へ出て、ずっと見ると、一面の浜田がどことなく、ゆさゆさ動いて、稲穂の分れ伏した処は幾ヶ所ともなしに細流が蜘蛛手に走る。
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
豆を好み穴倉に貯えるから豆鼠児、倉鼠児、倉官児、弁倉児など呼ばる(『皇立|亜細亜協会北支那部雑誌』二輯十一巻五九頁)、天復中隴右の米作大豊年で、刈ろうと思う内、稲穂が大半なくなり大饑饉|出来した。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
黄金色に実った稲穂が風に揺れる田園風景は、日本の秋の象徴だ。
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刈り取られた稲穂は、脱穀された後、さらに乾燥のために天日干しされる。
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子供の頃、祖母の家でたくさん積まれた稲穂の間を駆け回ったのが懐かしい。
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