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悪玉

あくだま異読 あくたま
名詞頻度ランク #27268 · 青空 106
1
標準
bad character
文例 · 用例
やはり小さい子供達同士の「三社祭」の悪玉、善玉の踊りが終ると、夫人はサッサと退場して自分の自動車へ行ってみると、木賀はもうとっくに乗っていた。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
姉歯という医学士が、善玉か悪玉かぐらい話してくれたって……」「ウン、話そう」 大塚警部は又汗を拭いた。
夢野久作 空を飛ぶパラソル 青空文庫
こいつが曝露たら署員が承知せん話じゃがな……姉歯という奴は早川よりも上手の悪玉なんだ。
夢野久作 空を飛ぶパラソル 青空文庫
この騒ぎが一団の仏掌藷のような悪玉になって、下腹から鳩尾へ突上げるので、うむと云って歯を喰切って、のけぞるという奇病にかかった。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
膚脱の大汗を掻いて冬瓜の膝で乗上っても、その胸の悪玉に突離されて、素転ころりと倒れる。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
お医者の世界観は、原始二元論ともいうべきもので、世の中の有様をすべて善玉悪玉の合戦と見て、なかなか歯切れがよかった。
太宰治 満願 青空文庫
私は愛という単一神を信じたく内心つとめていたのであるが、それでもお医者の善玉悪玉の説を聞くと、うっとうしい胸のうちが、一味|爽涼を覚えるのだ。
太宰治 満願 青空文庫
たとえば、宵の私の訪問をもてなすのに、ただちに奥さんにビールを命ずるお医者自身は善玉であり、今宵はビールでなくブリッジ(トランプ遊戯の一種)いたしましょう、と笑いながら提議する奥さんこそは悪玉である、というお医者の例証には、私も素直に賛成した。
太宰治 満願 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7