しなやか
しなやか
形容動詞頻度ランク #17882 · 青空 779 例
標準
supple
文例 · 用例
このたびは霧がなかった、紫の花咲くクカイ草、蘭に似た黄色の花を垂れるミヤマオダマキが、肉皮脱落して白く立っている樅の木を、遠く見て、路傍にしなやかに俯向いている、熊笹が路には多い。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
そして最後はあまくしなやかに唄い和めてくれるのだ。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
雨で程よく湿度を帯びた砂に私の草履は裸足を乗せてしなやかに沈んで行く。
— 岡本かの子 『桃のある風景』 青空文庫
しなやかに光沢のある鬢の毛につつまれた耳たぼ、豊かな頬の白く鮮かな、顎のくくしめの愛らしさ、頸のあたり如何にも清げなる、藤色の半襟や花染の襷や、それらが悉く優美に眼にとまった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
獵犬たちが横はるときその前肢を揃へるやうに、かの女の夢の本能が不意と襲つて、そのしなやかな手を、氣もちのいい具合に竝べてくれる。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『窓』 青空文庫
大きな、しなやかな、ロシア産の獵犬は、安樂椅子のうしろをせはしさうに走りしてゐた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
」と叫んで小初は肉体を軽く浮び上らせ不思議な支えの力で空中の一|箇所でたゆたい、そこで、見る見る姿勢を逆に落しつつ両脚を梶のように後へ折り曲げ両手を突き出して、胴はあくまでしなやかに反らせ、ほとんど音もなく水に体を鋤き入れた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
小初はしなやかな胴を水によじり巻きよじり巻き、飽くまで軟柔の感触を楽んだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の指先はしなやかで、複雑なピアノの旋律を軽やかに奏でた。
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毎日のストレッチのおかげで、筋肉が以前よりもしなやかになった。
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このスポーツウェアは生地がしなやかで、激しい動きにもフィットする。
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標準
graceful
作例 · 標準
バレリーナのしなやかな身のこなしに、観客は皆うっとりと見入った。
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どんな困難にもしなやかに対応できる、そんな柔軟な心を持ちたい。
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竹は強風に吹かれても、しなやかに受け流して折れることがない。
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