懸想文
けそうぶみ
名詞
標準
love-letter
文例 · 用例
玉鬘のほうへ男性から送って来る手紙の多くなることに興味を持って、またしても西の対へ出かけてはそれらの懸想文を源氏は読むのであった。
— 胡蝶 『源氏物語』 青空文庫
侍女|月小夜を語らうて、一日に七度迄も、懸想文を送る。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫
今朝も今朝、又折り返して、男からの懸想文が、來てゐた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
又、同期間に亙つて、江戸の中頃までは、懸想文うりが出た。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
又折り返して、男からの懸想文が来てゐる。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
今朝も今朝、又折り返して、男からの懸想文が、来てゐた。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
今朝も今朝、又折り返して、男からの懸想文が、来ていた。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
それでやはり凧糸で把手をこしらえて、提げるようにしてありましたところへ、懸想文のような結状が括りつけてありました。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
初恋の相手に、初めて懸想文を書いた。
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物語の主人公は、謎の懸想文を受け取って戸惑った。
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現代では、懸想文の代わりにメールやSNSが使われることが多い。
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