門閥
もんばつ
名詞
標準
lineage
文例 · 用例
一国の門閥、先代があまねく徳を布いた上に、経済の道|宜しきを得たので、今も内福の聞えの高い、子爵|千破矢家の当主、すなわち若君|滝太郎である。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」「あたし貴方の家の財産や門閥は、どうでもいいのよ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
詰まるところ門閥も高いし、血統も正しいから、私たちのような身分のないものは、家へ入れられないというようなことじゃないの。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
君の一家は、およそどのくらいな御門閥かは知らん。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
要はただ、君が家系|門閥の誇の上に、一部の間隙を生ぜしめて、氏素性、かくのごとき早瀬の前に幾分の譲歩をなさしめん希望に過ぎなかったに、思わざりき、久能山上の事あらんとは。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
その一人は、近国の門閥家で、地方的に名望権威があって、我が儘の出来る旦那方。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
腕力もあり、年紀も長けたり、門閥も貴ければ、近隣の少年等みな国麿に従いぬ。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
かかりし少年の腕力あり門閥ある頭領を得たるなれば、何とて我威を振わざるべき。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
作例 · 標準
彼の出世は、その有力な門閥の支援があってこそだった。
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昔の日本社会では、門閥が個人の社会的地位を大きく左右した。
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「この組織は、特定の門閥に属する人々によって支配されている。」
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