有余
ゆうよ
名詞-接尾辞
標準
a little more than
文例 · 用例
海岸を巌流を先頭に進む三十有余名。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
こなたは、盛りは四天王、金札打った独武者、羅生門よし、土蜘蛛よし、※々、狼ももって来なで、萌黄、緋縅、卯の花縅、小桜を黄に返したる年増交りに、十有余人の郎党を、象牙の撥に従えながら、寄すれば色ある浪に砕けて、名所の松は月下に独り、従容として名を得る口惜しさ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
一時、芸者の数が有余ったため、隣家の平屋を出城にして、桔梗、刈萱、女郎花、垣の結目も玉章で、乱杙逆茂木取廻し、本城の欄の青簾は、枝葉の繁る二階を見せたが、近頃いわれあって世帯を詰めて、稲荷様向うの一軒につづめたので、隣家はあたかも空屋である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
父は前に仏蘭西の公使館づきであったから、勇美子は母とともに巴里に住んで、九ツの時から八年有余、教育も先方で受けた、その知識と経験とをもて、何等かこの貴公子に見所があったのであろう、滝太郎といえばかねてより。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
山を攀じ、峠を越えてここに十有余日。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
日本が今日迄の運命を開拓せしは、二千五百有余年来、総て之れ英雄豪傑の力に非ずや。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
日本の裁判所が文明国の形式によつて構成されてから三十有余年、其間に死刑の宣告をした事案とて少くない数でもあらうが、一時に二十幾人を死刑に処したと云ふ事件は、此事件唯一つである。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
とんとん拍子に乗が来て、深川夫人は嫣然顔、人いきりに面|熱りて、瞼ほんのり、生際に膏を浮べ、四十|有余の肥大紳士に御給仕をしたまいながら、「あら貴下、よくってよ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
都会の喧騒から逃れ、静かな湖畔で悠々自適な暮らしを始めた。
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標準
excess
作例 · 標準
彼は世俗の煩わしさから離れ、悠々自適な隠遁生活を選んだ。
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