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有り余る

ありあまる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to be superfluous
文例 · 用例
有り余るほど買溜めしていてもそうなのよ。
徳田秋声 縮図 青空文庫
要するに貴方の小説に有り余る程出てくるのは一種独特のムードでしょう。
夏目漱石 木下杢太郎著『唐草表紙』序 青空文庫
彼は青年期の有り余る覇気をもちあぐみ、元来の弱気を無理な非人情で押して、自暴自棄のニヒリストになり果てていた。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
これほどの赤染右衛門に出て来られて、有り余る才を向う側に用立てられて、しかも正しい道理のある方に立って物を云われては、定基たるものも敵う筈は無い、差当りだけでも、如何にも御もっともと、降伏せざるを得ないところであった。
幸田露伴 連環記 青空文庫
即ち我が当面の事情と同じような事情に対する解決は、どの書の中にも何人の教の中にも在るに相違ない、学んで学び得れば、凡常の人が提出するような問題を解決するには有り余るほどの知識が、簿記・計算の書と教える師には備わっていて不足は無いのである。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
建網に損じの有る無し、網をおろす場所の海底の模様、大釜を据えるべき位置、桟橋の改造、薪炭の買い入れ、米塩の運搬、仲買い人との契約、肥料会社との交渉‥‥そのほか鰊漁の始まる前に漁場の持ち主がしておかなければならない事は有り余るほどあるのだ。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
人の前に私を私以上に立派に見せようとする虚妄な心は有り余るほど持っていたけれども、そこに埋めることの出来ない苦痛をも全く失ってはいなかった。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
それに恥ずかしい事を打ち明けるようだけれども、木村さんにもわたしにも有り余るようなお金がないものだから、行きも帰りもその船の事務長という大切な役目の方にお世話にならなければならなかったのよ。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日有り余るについて考えている。
有り余るという言葉は日本語で重要だ。
彼は有り余るの意味を理解している。
この文には有り余るが含まれている。
有り余る(ありあまる) — 幻辞.com