文学雑誌
ぶんがくざっし
名詞
標準
literary magazine
文例 · 用例
「戦争文学」「戦争小説」「やまと桜」「討露軍歌かちどき」等の戦ものばかりをのせる文学雑誌が現れた。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
年の若い店員の間には文学熱が盛んで当時ほとんど唯一であったかと思われる青年文学雑誌「文庫」の作品の批評をしたりしたことであった。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
(中略)大体われ/\の文学が軽佻で薄っぺらなのは一に東京を中心とし、東京以外に文壇なしと云う先入主から、あらゆる文学青年が東京に於ける一流の作家や文学雑誌の模倣を事とするからであって、その風潮を打破するには、真に日本の土から生れる地方の文学を起すより外はない。
— 織田作之助 『東京文壇に与う』 青空文庫
文学雑誌もいろいろ出て「人間」など実にいい名だが、「デカダンス」というような名の雑誌が出てもいいと思う。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
○ 片田舎の或る読者から観て――その読者の受ける気分とか感じとか心持とかいうものによって、日末現代の文学雑誌及び文学者を二つのサークルに分つことが出来る。
— 種田山頭火 『夜長ノート』 青空文庫
私はそのとき以来、兄たちが夏休み毎に東京から持って来るさまざまの文学雑誌の中から、井伏さんの作品を捜し出して、読み、その度毎に、実に、快哉を叫んだ。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
けれど文壇的社交家でない葉子は文学雑誌記者であり新進小説家としての川田氏が提供する程の尖鋭的な材料など持ち合わし得べくもなかったのだ。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
プロレタリア文学雑誌「種|蒔く人」の同人で二十五歳、病弱な為めW大学中途退学の青年だが病身で小柄でも声が妙にかん高で元気に話す男だ。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
作例 · 標準
学生時代は『新潮』や『群像』といった純文学雑誌を毎月欠かさず買って、隅から隅まで読んでいたよ。
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近所の古本屋で、昭和初期に発行された貴重な同人文学雑誌のバックナンバーを見つけて即買いした。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
彼女の書いた短編が、あの有名な文学雑誌の新人賞候補に残ったんだって。
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