大惨事
だいさんじ
名詞
標準
great disaster
文例 · 用例
だから、戦争という大惨事が発生すれば必ずその半面には、国際間の戦わざる面――平和の要素の強い発動がおこって来る。
— ――新しい国際性を求めて―― 『それらの国々でも』 青空文庫
「君は迷信家なんだね」「迷信じゃありませんが、千八百九十四年の七月二十四日の大惨事のときに、私は恰度あの列車を運転していたのです。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『十時五十分の急行』 青空文庫
今度の大惨事の事を深く考えて見るとこれはきっと天の神様が地上に住む人々に対して一つの警告として与えて下さったものだと考えざるを得ないのである。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
しかし、いずれにしても正木博士がたった今話した、昨日の正午の大惨事というのは、いつ、どこで、どの狂人が起したものか、そんな形跡さえ見えないのが、私には不思議に思われて仕様がなかった。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
しかも、更に不思議な事には、その何も変った事のない、静かにハッキリした光景を見下しているうちに、この十人の狂人の心理遺伝を利用して、正木博士が仕掛けておいたという精神科学的の大爆発……正木博士の辞職の原因となった大惨事が、もうじきに初まろうとしている……それは昨日の事でもなければ一昨日の事でもない。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
而して右に就いては若林学部長その他関係者一同口を緘して一語をも洩らさず、前記の大惨事と共に極力秘密裡に葬り去ろうとした模様であるが、本社の機敏なる調査に依って、かく真相が曝露したものである。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
船長は、まさか後にのべるような大惨事が起ろうとは思っていなかったので、このときは、万国郵便条約を尊重することばかり忠実であって、帆村のことばには、耳をかたむけなかったのである。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
ことばをかえていうと、X塗料のような安全な材料で包むのでなければ、BB火薬の製造工場や貯蔵場が万一爆破したら、いかなる大惨事がおこるか考えただけでも、ぞっとする。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
作例 · 標準
地震によるビル崩壊は、まさに大惨事と呼ぶにふさわしい状況だった。
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大規模な原油流出事故は、海洋生態系にとって大惨事を引き起こした。
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一瞬の不注意が、取り返しのつかない大惨事を招くことがある。
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