一刻
いっこく
名詞頻度ランク #11264 · 青空 2835 例
標準
a moment
文例 · 用例
「春宵一刻、價千金、か。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
春宵一刻、――」などと、つまらぬ事を呟きながら木の虚から這ひ出ると、オヤ ナンデセウ サワグコヱミレバ フシギダ ユメデシヨカ といふ事になるのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
白い沫が、その上を回転して、両崖の森林を振りかえりながら、何か、禍の身に迫るのを、一刻も早く遁げたいというように、後から後から、押し合って、飛んで行く。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
海上の日の出がどんなに美しかろうが、海鳥が飛ぼうが、鯨がはねようがそんな事はどうでもよい、一刻も早く目的地に上陸して動かぬ地盤が踏みたいと願う。
— 寺田寅彦 『汽船の改良』 青空文庫
それまで我慢するものです」 けれども姫は自分の云い出したすがすがしい計画から誘惑され、身体がむずがゆくなって一刻の猶予もなく河水に浸らねば居られぬ気持ちにせき立てられるのでした。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
全く私たちにはそのイギリス海岸の夏の一刻がそんなにまで楽しかったのです。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
他の電話申込人等はそんな事とは知らず、待てども待てども順番が来ぬ、殊にパリの銀行家など一刻を争う経済上の交渉をひかえているので気は気でない。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
私の恋人花田君子は一刻後、私の部屋を訪ねてくるだろう。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
作例 · 標準
事故現場では、一刻を争う救出活動が続けられている。
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締め切りが明日なので、一刻の猶予もならない状況だ。
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一刻も早く、このプロジェクトを軌道に乗せなければならない。
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標準
stubborn
作例 · 標準
うちの父は一刻な職人で、自分のやり方を絶対に曲げない。
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彼は周りから一刻者と評されているが、信念を貫く人だ。
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「そんな一刻なこと言わずに、少しは人の意見も聞いたらどうだ。」
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